【新登場】絶滅危惧種の動物をかわいいイラストに「ENSPI」アートポスターで子どもの知教育も
こんにちは、Fancy Artの内藤 友理子です。
「そろそろ子どもに専用の部屋、キッズルームを与えたい!」
「おしゃれな部屋にしつつも、少しでも勉強が身に付くインテリアにしたい」
「子どもに想像力(創造力)を養わせたい!」
「子どもが最近、水族館や図鑑に興味を持ちはじめてきた」
そんな幼児や小学生の好奇心を伸ばしたい子育て中の親御さんに向けて、自信を持ってご紹介したいのが、新しく取扱いを開始したアーティスト「ENSPI(エンスピ)」の作品です。
絶滅危惧種の動物たちをかわいいイラストで表現するENSPIのデザインは、子どもたちの興味を引きつけること間違いなしですよー。
この記事を読めば、動物たちや自然保護、アーティストの魅力や、作品に対する思い、彼のアートが持つ独特の世界観と、暮らしへの取り入れ方がわかります。
少しでも、参考になれば嬉しいです。
では早速いってみましょう!
新アーティスト「ENSPI」がイラストで描く、絶滅危惧種・日本の動物たち
「ENSPI」は、日本の絶滅危惧種をモチーフにしたアート作品を手掛けるアーティストです。
その作品には、自然環境の大切さを訴えかけるメッセージが込められています。
また、ポップで親しみやすいデザインにより、子どもたちでも理解しやすく、教育的な効果が期待できます。
まずは絶滅に瀕している動物たちのことを少し紹介させてください。きっと読み終えた時、あなたの心が動かされているはず...
日本の絶滅危惧種の動物たち
日本では絶滅に瀕している数多くの動物がいることを知っていましたか?
その数は実に3,772種(2020年版)*にものぼっています。
日本は南北に長く、多様な地形と気候を持つことから、世界でも有数の生物多様性を誇る国です。しかし今、その豊かな自然はさまざまな要因によって脅かされています。
代表的な絶滅危惧種
日本の絶滅危惧種は、哺乳類から植物までその種類の多さに驚きます。ここでは、その中でも特に代表的な種を分類ごとにご紹介します。
アーティストENSPIがモチーフにしている動物もありますよ
分類 | 種名 |
分類 (環境省レッドリスト2020) |
主な生息地 | 特徴・現状 |
哺乳類 | イリオモテヤマネコ | 絶滅危惧IA類 (CR) | 沖縄県西表島 | 推定生息数は約100頭。交通事故や生息地の分断が深刻な脅威となっています。 |
哺乳類 | ツシマヤマネコ | 絶滅危惧IA類 (CR) | 長崎県対馬 | 推定生息数は約90~100頭。交通事故や感染症(FIVなど)が生存を脅かしています。 |
哺乳類 | アマミノクロウサギ | 絶滅危惧IB類 (EN) | 鹿児島県奄美大島、徳之島 | 「生きた化石」とも呼ばれる原始的なウサギ。マングースの駆除が進み、個体数は回復傾向にありますが、依然としてノネコや交通事故が脅威です。 |
鳥類 | トキ | 絶滅危惧IA類 (CR)(野生絶滅) | 新潟県佐渡島など | 2003年に日本産は絶滅。その後、中国から提供された個体を元に人工繁殖と放鳥が進められ、野生復帰が進んでいます。 |
鳥類 | ヤンバルクイナ | 絶滅危惧IA類 (CR) | 沖縄県沖縄本島北部(やんばる地域) | 飛べない鳥として知られる。マングースやノネコによる捕食、交通事故が主な減少要因です。 |
両生類 | オオサンショウウオ |
絶滅危惧II類 (VU) (地域によっては深刻) |
西日本 | 世界最大級の両生類。河川改修による生息環境の破壊や、外来種のチュウゴクオオサンショウウオとの交雑が問題となっています。 |
魚類 | ニホンウナギ | 絶滅危惧IB類 (EN) | 日本全国の河川、湖沼 | 食用として馴染み深いですが、海洋環境の変化、河川の堰などによる遡上障害、過剰な漁獲により資源量が激減しています。 |
昆虫類 | オガサワラシジミ |
絶滅危惧IA類 (CR) (野生絶滅) |
東京都小笠原諸島 | 2018年以降、野生での生息が確認されておらず、飼育下でのみ維持されている状況です。外来種のトカゲによる捕食が壊滅的な打撃となりました。 |
植物 | レブンアツモリソウ |
絶滅危惧IA類 (CR) |
北海道礼文島 | 美しい花を咲かせるランの仲間。盗掘や、シカの食害、気候変動による環境の変化が脅威となっています。 |
*出典元:環境省レッドリスト2020の公表
絶滅の危機に瀕している「4つ」の原因とは?
ここまで読み進めてきて、人間が絶滅の原因に深く関係していることは良くわかると思います。
ここでもう一段階、深掘りしてその原因を見ていきましょう!
子どもから「どうして動物がいなくなっちゃったの?」と聞かれた時、親としてきちんと説明し伝えることができるように。
多くの絶滅危惧種を生み出している原因は、一つではなく複数の要因が複雑に絡み合っています。
主な原因は「4つ」あります。
①人間活動による危機
宅地開発、森林伐採、道路建設、河川改修、湿地や干潟の埋め立てなど、人間による開発行為が、野生生物の生息・生育地を直接的に破壊・分断・悪化させています。
これが最も大きな原因とされています。
②里山や自然に対する人間の働きかけの縮小による危機
かつては薪や炭、茅葺き屋根の材料を得るために定期的に人の手が入っていた里地里山(雑木林や草原)が、生活様式の変化により放置され、うっそうとした暗い森に変化したり、逆に遷移が進んで草原がなくなったりすることで、里山の環境に適応していた生物が棲み処を失っています。
自然と人間の介入のバランスが難しいんですね。
③外来種などによる危機
TVでも特集などくまれ観てる方もいるかもれませんが、外来種による脅威。
人間によって持ち込まれた外来生物が、在来の生物を捕食したり、エサや棲み処をめぐって競争したり、病気を媒介したりすることで、生態系のバランスを崩しています。
④地球環境の変化による危機
地球温暖化は、海水温の上昇によるサンゴの白化や、高山帯の植生の変化などを引き起こします。これにより、特定の環境に依存している生物が深刻な影響を受けています。
これらに加え、乱獲や密猟(美しい花を持つ植物や希少な昆虫など)、農薬などの化学物質による環境汚染も、依然として深刻な問題となっているそうです。
アーティスト「ENSPI」が絶滅危惧種の動物イラストを描くきっかけ
絵を描くことや生き物が好きなどの趣味からその活動をスタートさせ、アーティスト名であるENSPI(エンスピ)とは絶滅危惧種の英単語(Endangered Species)を省略しています。
「ENSPI」が描くイラストは、子どもたちに自然保護の重要性を身近に楽しく伝えるだけでなく、色鮮やかでポップなデザインが部屋を明るく彩り、インテリアのアクセントとしても重要な役割を果たします。
日本の絶滅危惧種をイラストとして描く、込められたストーリー
絶滅危惧種に指定されている生き物は我々人類が原因(森林伐採や環境汚染問題など)で個体数を減らしている種も少なくありません。
私たち人類は快適に生活できるよう工夫しこれまで生きておりますが、多くの自然環境からも多大な恩恵を受けていることを理解することも大切だと思ってます。
そう、ENSPIが訴えているのが印象的です。
アーティストのその強い想いがこの作品達を生み出していると考えると、なんだか愛着と同時に責任感や使命感が湧いてくるのは、私だけではないはず?!
未来を守るために、私たちが今できること「6つ」
絶滅危惧種を守るには、私たち一人ひとりの暮らしの中での小さな選択や行動が、大きな力となります。
子どもたちの、またその子どもへと繋がっていく未来に、多様な生物が生きていること。
「ママ(パパ)が小さい時、昔はいっぱいいたんだけどね」
「今は、いなくなっちゃったんだ...」
なんて、言いたくないですよね。
これからご紹介する中の1つだけでも参考にして、活かしてもらえらたら嬉しく思います。
①知る・関心を持つ
まずは、身近な自分の住む地域にどんな生き物がいて、どのような問題に直面しているのかを知ることが第一歩です。
- 地域の博物館、資料館などを訪れる。
- 「環境省いきものブログ」などのウェブサイトで情報を調べる。
- 自然観察会に参加してみる。
②責任ある消費を心がける
私たちの消費活動は、環境に大きな影響を与えます。
- 地産地消: 地域の農産物を選ぶことは、輸送エネルギーの削減だけでなく、地域の里山環境の保全にも繋がります。
-
環境に配慮した製品を選ぶ: FSC認証(森林管理協議会)の木材製品や、MSC認証(海洋管理協議会)の水産物など、持続可能性に配慮した認証ラベルのついた商品を選ぶ。
③自然を守る活動に参加する
地域の自然を守るためのボランティア活動に参加することも、直接的な支援になります。
夏休みの自由研究の題材としてもいいかもしれません。
- 外来種の駆除活動
- 地域の清掃活動(河川、海岸など)
- 里山の保全活動(下草刈り、植樹など)
④ペットや植物を自然に放たない
飼っているペットや、観賞用に育てている外来の植物を絶対に野外に放さない。これらが野生化し、第3の危機(外来種問題)の引き金となります。
⑤情報を広める
絶滅危惧種の問題や、そのために自分が行っていることなどを、家族や友人と話したり、SNSで発信したりすることも、みんなの意識を高めるのに重要です。
⑥寄付や支援をする
NPOや研究機関など、絶滅危惧種の保護活動を行っている団体へ寄付をすることも、大きな支援の一つです。
「ENSPI」の動物イラストやアートポスターが持つ3つの魅力
長くなりましたが、ここまでいかがでしたか?
ENSPIを知るにはまず、環境や動物たちのことを知る必要があると思い、書かせていただきました。
少しでも想いを馳せる時間となったら嬉しいです。
さて、ここからはENSPIのアートの魅力に迫っていきます!
子どもだけではなく、私たち大人が飾っても素敵と思えるアートを描いているのがとても印象的ですよ。
日本の絶滅危惧種の動物たちを心をくすぐる、ノスタルジックなキャラクターイラストに
まず目を引くのが、どこか懐かしさを感じるキャラクター的なデザインです!
1960〜80年代の海外アニメや絵本を彷彿とさせるレトロなタッチは、見る人の心をくすぐり、思わず笑顔にしてしまいます。
タニシやウサギ、ハチといった生き物たちが、愛嬌たっぷりのユニークな表情で描かれており、それぞれが持つコミカルなストーリーを想像させます。
この「懐かしくて、新しい」感覚が、ありきたりなアートにはない特別な愛着を生み出し、日常にユーモアと遊び心をプラスしてくれます。
気分を上げる!ポップなイラストデザインと絶妙な色使いがおしゃれ
どの作品も見ているだけで元気になるような、大胆で計算された色使いが特徴です。
背景にはリズミカルなドット柄(水玉模様)が採用され、グリーン、ブルー、ブラウンといった鮮やかながらも深みのある色が、お部屋の印象をパッと明るくします。
そこに描かれるキャラクターの色との対比(コントラスト)が絶妙で、互いの魅力を引き立て合っています。
このハッピーでポジティブな色彩は、空間にエネルギーを与え、「アートを飾る楽しさ」を改めて教えてくれるではず。
心に響くテーマが幼児・小学生向けの教育としてもおすすめ
このアートは、単なる装飾品としてだけでなく、教育的なツールとしても価値があります。
絶滅危惧種というテーマは、環境問題や生物多様性の重要性を子どもたちに理解させるための入り口として最適です。
楽しいビジュアルを通じて、自然や生態系についての関心を引き出し、子どもたちの探究心を刺激します。
親子で一緒に楽しみながら、地球環境について学ぶ機会を提供してくれるはずです。
【必見!】絶滅危惧種・かわいい動物イラストのアートポスターはどこに飾る?
ここでは、おすすめの飾る場所についてお伝えしていきます。
子ども部屋はもちろんですが、大人も楽しめるデザインのため幅広い場所に飾っていただけますよ。
リビングに飾る:「ただいま」がもっと楽しくなる、遊び心あふれるギャラリー空間に
家族や友人が集まるリビングには、会話が生まれるようなアクセントをプラスしませんか?
どこか懐かしいレトロポップな雰囲気は、世代を超えて楽しめる最高のスパイスになります。
グラフィカルで存在感のあるアートは、お部屋全体をおしゃれなギャラリーのように演出し、「センスいいね!」と言われること間違いなし。
ソファの上やテレビボードの横に飾るだけで、いつもの「ただいま」がもっと楽しくなる、遊び心あふれる空間が完成します。
【おすすめのアートポスター】
詳細をみる▶︎「作品名:アオミオカタニシ」
横長のデザインはソファの上の壁に飾りやすく、空間に安定感とリズムをもたらします。
詳細をみる▶︎「作品名:ヤンバルクイナ」
ユニークなキャラクターは、訪れた人の目を引くアイコンとなり、会話のきっかけを作ってくれます。
寝室に飾る:「おはよう」から「おやすみ」まで、一番近くで微笑む“相棒”アート
一日の中で最もプライベートな空間である寝室には、理屈抜きで「自分が一番好きなもの」を飾りましょう。
愛嬌あるイラストが、まるであなたの“相棒”のように、一番近くで優しく微笑みかけてくれます。
お気に入りのキャラクターが「おはよう」と声をかけてくれるような、楽しい一日のはじまりを演出。夜眠りにつく前も、ふと目をやればクスッと笑えるような、心安らぐ時間をもたらします。
【おすすめのアートポスター】
詳細をみる▶︎「作品名:アマミノクロウサギ」
ちょこんとたたずむ姿と穏やかな表情は、リラックスしたい寝室の雰囲気にぴったりです。
詳細をみる▶︎「作品名:ラブカ」
コミカルで愛らしい表情のサメは、一日の疲れを忘れさせてくれるような、ユーモラスな癒やしを与えてくれます。
子ども部屋やキッズルームに飾る: 子どもの「好き!」と「想像力」がぐんぐん育つ、初めてのアート体験を
カラフルで楽しいENSPIのアートは、子ども部屋にまさに最適です。
ポップな色彩は子どもの豊かな感性を刺激し、ユニークな動物たちの姿は「これは何の虫さん?」「この子の名前は何にしよう?」といった好奇心と想像力を育みます。
●関連記事:今注目!子どもの未来に必須な「アート」がもたらす驚きの効果とは?
親子の楽しい会話も、アートから自然に生まれることでしょう。
「アートは楽しい!」と感じる体験を、ぜひENSPIの作品をプレゼントしてあげてください。
【おすすめのアートポスター】
詳細をみる▶︎「作品名:ブルービー」
身近な昆虫のモチーフは、お子様がアートに親しむ第一歩として最適です。
詳細をみる▶︎「ENSPI全作品一覧」
「どの子が好き?」とお子様と一緒に選ぶ体験そのものが、素敵な思い出になります。複数枚を並べて飾るのも大変おすすめです。
【まとめ】絶滅危惧種の動物を可愛いポップイラストで、もっと身近に!子どもの未来へつなぐアートの力
難しく捉えがちな環境問題について、アートを通すことでもっと身近になります。
日本の絶滅危惧種の動物について、もっと親子で調べてみるのもいいですよね。そして自分達に何ができるのか話し合いながら、小さなことでいいので実際に行動に移してみる。
子どもにとってはそれが、貴重な体験や経験、これから先の考え方の軸になるかもしれません。
私たちもアーティストENSPIが今回参画いただくことになった事で、初めて知る日本の動植物達の現状に触れることができました。
絶滅危惧種を守るためにFancy Artができること
このご縁を大切にし、私たちFancy Artもただ伝えるだけではなく、行動に移すことが大事だと考えました。
そこで初めての試みとなりますが、アーティスト「ENSPI」の作品をご購入いただいた場合、販売価格の一部売上を保護活動の団体へと寄付いたします。
購入することで、間接的に保護活動・ボランティアに貢献できる仕組みです。
今後、こうした取り組みをFancyArt内でも広げていけたらとも考えていますので、どうぞ、ご協力をお願いいたします。
私たちについて知りたい方は↓
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もちろん!かわいいキャッチーなイラストはポップアートとして、インテリアの観賞用としてもおすすめですので、お気軽にご購入ください。